私がペチャットを買おうと思った理由は、ひとりっ子の息子が3歳をすぎ、人形を使ったひとり遊びが増えたことがきっかけでした。
大好きな人形が話しをしたときの反応を単純に見たいと思ったのと、兄弟がいないことで寂しさを感じているとしたら、少しは解消されるかなと考えました。
ペチャットの良い点は、ぬいぐるみが話すというファンタジーを、小さな子が真実として純粋に受け入れている姿を目の当たりにできるという点です。
今までも、話す人形の類いはありましたが、録音された一方的な会話がほとんどで、数回使えば飽きるものでした。
しかし、ペチャットは、様子を伺いながら携帯を使用するというテクニックこそ必要ですが、完全にココロある者として会話が成立します。
また、お片付けなどにおいて、親に言われても響かない時の最終手段として、子供を誘導することもできる優れものです。
私の子供にペチャットを使わせた感想は、その場の大人をきゅんとさせる、大人のための子供のおもちゃではないか!です。
子供自身は不思議なことに、ぬいぐるみが話をすることにさほど驚く様子はなく、冷静に受け止めながらも喜んでいるようです。
弟が欲しかった息子は、子供なりに母性がくすぐられたようで、話すものの動けはしないうさぎのぬいぐるみにご飯を準備したり、寝かしつけをしたり、時には片付けについての言い争いをしながらも楽しそうにしています。
子供にペチャットを使わせるときの注意点は、親が調子に乗らないこと。
子供の反応がみたいが故に、ついつい演技が大袈裟になり、しゃべりすぎのうるさいぬいぐるみになりがちです。
そんな時でも子供は優しいので、付き合ってはくれますが、スイッチを切った後、しつこいと愚痴を言われたことがあります。
ペチャットを使ったほうがいい人は、子供との遊びがマンネリ化してきた方や、子供の本心や考えていることを知りたい、と願う方です。
イタズラ好きの大人になりきれない大人は、扱いに注意が必要です。
ズバリあなた次第で、良いおもちゃにも悪いおもちゃにもなり得るものです。
ただ、やはり面白いので、試す価値は十分にあります。
自信がない人は、たくさんの会話テンプレートを使用できますのでご安心ください。
私はこっそり会話をビデオに撮って楽しんでいます。